≡雄(ユウ)≡ (在位:905〜958年)
第6代国王・景の第三子。
景の亡き後、その5人の子達による後継者争いが勃発。
その争いに勝利すると同時にシドナ(※1)との戦争も停戦にこぎつけ、第7代カラハドル国王に即位。後に「中興の祖」とも称される名君に。
王国を五分割して兄弟たちを配し、現在の支配体制(※2)を確立。これには彼らの不満のガス抜きという側面もあったらしい。
策略家で野心家で愛妻家。
(※1)シドナ:カラハドル王国の北の隣国で、正式名称はシドナ共和国。たびたび領土を狙い侵攻してきている。
(※2)現在の支配体制:東西南北+中央の五地域に分け、それぞれを東西南北の王と中央の国王で統治。統轄は国王。
関係者
晢(セツ)
雄の王妃兼宰相。
王国騎士団員時代に雄と出会う。
似たもの夫婦。
その明晰さと度胸は雄に引けを取らず、当時「カラハドルには二人の王がいる」と言われていたほど。
ちなみに剣の腕は雄より上。