≡泰(タイ)≡ (在位:1170〜1176年)

父である第14代国王・迅が戦死したため、19歳で即位。
性格は父親とは正反対と言っていいほどで、温厚で誠実、平和を愛する理想主義者。
意外に笑い上戸で、よく宰相の柾にしかられていたらしい。
国民からも絶大なる支持を集めていたが、生来の病弱さが祟り即位後わずか6年、25歳で死去。

 


関係者

柾(マサメ)
宰相。
泰より2つ年上の友人であり、王国初代宰相・幾(チカシ)の子孫でもある。
歯に衣着せぬ物言いが特徴。
基本的には切れ者のようだが、たまに冗談のように鈍い。
泰を支えられるよう努力を重ねてきた人。
泰の死後、姿を消す。
 
 

荻葉(オギハ)
泰・扶揺・陸の妹。泰・扶揺とは腹違い。
少々内気だが爆発力はある。
柾のことが好きだったが、本人には全く気付いてもらえなかった。
柾の失踪により、彼女の恋は終わりを告げる。