≡烈(レツ)≡(在位:682〜725年)

小競り合いの続くカラハドル地域一帯を統一してカラハドル王国を建国し、初代国王に即位。「建国の四礎」(※1)の一人であり、「始祖」とも呼ばれる。
元々は盗賊(義賊)をやっていて、後の相方である幾とは始まりは加害者と被害者の関係。
カリスマ性を持ち、人を引っ張っていくのが得意。大言壮語やハッタリもよく使う。
利用できるものは利用するという、ちゃっかりした面も持ち合わせている。
ちなみに、髪は黒髪ではなく限りなく黒に近い深い藍色(井上の変なこだわり)。

(※1)「建国の四礎」(けんこくのよんそ):王国建国に尽力した中心人物、烈(レツ)・幾(チカシ)・冴(サエ)・琢(タク)の4人のこと。


関係者

幾(チカシ)
初代宰相で行政府長官。
元は裕福な商人の息子。
口癖は「あほう」。
先を読むのが得意。
自分の能力には自信を持っており、それを託すべき相手を捜していた。
烈のことをバカにはしているものの、トップに立つものとしての器は認め、信頼している。




冴(サエ)
初代学術府長官。
元はインチキ占い師。
色んな方面への様々な知識を有する。
幾とは、お互いの能力を認めながらも
同属嫌悪であまり仲良くなかったらしい。
後に、同じく「建国の四礎」である琢と結婚。




琢(タク)
初代王国騎士団団長。
どうでもいいけど糸目。
元は傭兵で、幾に護衛として雇われていた。
「剣神」と称えられるほどの剣の腕前。
温厚な人柄だが、一度怒ると凄まじい。
「リーダーは烈だが、まとめているのは琢」とは幾の談。